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イオン導入器 

イオン導入法が開発された背景

　イオン導入法は注射器を使わずに体内に薬物を入れるというメリットがあるため、患者の負担を大きく減らせ、近年多くの研究がなされています。美容目的のビタミンＣ誘導体のイオン導入が有名ですが、抗潰瘍剤、不整脈治療剤、糖尿病治療剤、鎮静剤等あらゆる分野の薬物のイオン導入の可能性について地道な研究がされています。アメリカではこうした研究が実り、ＦＤＡの認可を受けたイオン導入器が販売されています。

イオン導入とは

　イオン導入とはイオントフォレーシスともいい、皮膚に微弱な電流を流すことで、水溶性の薬物を皮膚内に効果的に導入する方法です。マイナスの電極を顔の皮膚にあて、プラスの電極を手に持って電流を流すと、水に溶けるとマイナスに帯電するイオン（ビタミンＣ誘導体など）が、皮膚に当てたマイナスの電極からの反発力によって顔の皮膚の奥へと浸透していきます。なお、浸透できるのは主に小さな分子量のものだけで、コラーゲンやヒアルロン酸等巨大分子は肌の中へ入る事はできません。

 イオン導入器の特徴

目周りに、小鼻に、年齢の出やすい箇所に・・・
美顔器専用ゲルやお手持ちのジェル・美容液をピンポイントで気になる箇所へ。気になったら即座に手軽にイオン導入。

優しい振動でマッサージケア！
イオン導入と同時に優しい振動がお肌を心地良くマッサージ。ストレスのかかったお肌もリラックス。トリートメントケアしながらリラクゼーションできる一石二鳥のすぐれもの。

 軽量！小型！携帯便利なポケットサイズ！
成人女性の手のひらにすっぽり収まるサイズなので、ポーチに簡単収納できいつでもどこでも持ち運べます。急な宿泊や出張、旅行先などでも大活躍。

イオン導入器には、イオン導入とイオン導出という2種類の使用方法があります。

赤ライト----イオン導入

　肌には水分を弾くバリアが自然な状態で備わっているため、化粧水などの水溶液は浸透しにくい作りとなっています。

肌は、表皮と真皮という2層にわかれており、私たちが通常「肌」と読んでいる表皮の下に位置するのが真皮です。真皮は下から表皮を支え、肌にハリやみずみずしさを与えています。

そのため、肌にハリやツヤを与えたいと思ったら、真皮にまで有効成分を送り届けなければならないのですが、実際は肌のバリア機能により、表皮レベルまでしか到達することができません。

イオン導入器は、電気の力によって有効成分をバリアゾーンの奥まで浸透させ、直接真皮まで送り届ける作用を持ち合わせています。

緑ライト----イオン導出

肌に微弱なプラス電流を流すことで、体内のマイナスイオンに付着している汚れやメラニン色素などを吸着、排除します。

汚れが落ちてくすみが解消されるほか、メラニン色素を排出するので、シミの改善にも役立ちます。

イオン導入器の仕様

電池：DC 3V   CR-2032

消費電力：0.1W

寸法：151*40.5*34.5mm

振動率：8500ｒｐｍ

重量：32ｇ

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